< 〜ブラッシング編〜>


ゴールデンレトリバーの披毛はダブルコートと呼ばれ,
やや長めの太いトップコート(上毛)の下に,
短めで細くて柔らかいアンダーコート(下毛)が生えています.

毛玉になりにくいのでお手入れは簡単ですが,
春〜夏にかけてと秋〜冬にかけてはかなり毛が抜けるので(喚毛期),
毎日のブラッシングは欠かせません.

◆ブラッシングの効果◆  
  • ・毛並みを美しく整え汚れを取り除く.  
  • 皮膚に適度な刺激を与えて血行を促進し、新陳代謝を活性化する.  
  • ・皮膚病の発見など,健康状態をチェックできる.  
  • ・スキンシップにもなるので,犬にとってストレスの発散にもなる.
先にも言いましたが,ゴールデンレトリバーは人とのふれあいが大好きなので、
ブラッシングが嫌いな子にならないよう,
子犬のころから少しずつ慣らしてあげてください.


*ブラッシングの基本*
ブラッシングの基本は,ゴールデンレトリバーの美しい毛並みにそって,
優しくブラッシングをする事.

私は下の写真の4種類を使っています.
先がまるくなったピンブラシは使っていませんが,
いずれは買ってみようかなーと思っています.
アンダーコートの無駄な抜け毛(死毛)をしっかり取り除かないと,皮膚病の原因になったり,新しい毛が生えてこなかったりなど,トラブルの原因になります.

左上:アンダーコート用ブラシ
右上:スリッカー
左下:コーム(クシ)
右下:獣毛ブラシ
子犬なら獣毛ブラシがいいかも.

++ 頭頂部から背中にかけて++
短い毛はスリッカーで優しくなでるようにとかしてあげてくださいね.
私はアンダーコートには,写真のようなアンダーコート用のブラシを使っています.
時々背中やお尻周りもそーっと優しくだったら使ってます.
最近話題の「ファーミネーター」もアンダーコートのむだ毛を取り除く専用ブラシとして売られていますが,
どれほど取れるのか,一度試してみたいと思います.

私はほぼ全身を,このアンダーコート用とスリッカーでやってしまいますが,
ピンブラシがあれば,長めのボディーコートはピンブラシで優しくとかしてあげます.

++ 4本の足の後ろの長い飾り毛 ++
ここはコームを使います。
前足の肉球がかなり上にありますので、気をつけてとかしてくださいね.

++ 尻尾の飾り毛++
この部分は、細くて切れやすいので,ピンブラシ(私は獣毛ブラシを使っています〜)で,やさしく撫でるようにとかします。

++ 足の裏の毛についたゴミなど ++
ピンブラシ(私は獣毛ブラシ)で毛を逆立てるようにとかすと,汚れを落とすことが出来ます.
アンダーコート用ブラシ
胸のアンダーコートはもちろん,
これで全身いけます.かなりのむだ毛を取り除く優等生ブラシ.
左のアンダーコート用ブラシで取り除いた毛です.
すごい量です
こんなのが山盛りとれるんですよ.

++ 耳の裏側や首筋・脇の下++
ここはとっても毛玉になりやすいです.
毛玉になってしまったら・・・
毛先から少しずつほぐしてあげてくださいね.
放っておくと,
耳のしたに大きな毛玉のイヤリングが出来てしまうことも・・・

こうなってしまったら,もうチョキンとカットするしかありませんから,普段から気を付けたいものです.

++ お腹の被毛++
外側から内側に向かって、やさしくとかしてあげてください.

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